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長松寺のご案内      冬の長松寺本堂です。木々の葉が落ちる冬でないと正面からの全景の写真が撮れないのであえて掲載しました。写真左の葉の落ちた木は沙羅の木(ナツツバキ)です。六月下旬から七月に白い花を咲かせます。朝に咲いて夕方にはポトンと落ちます。世の無常を現す花として有名です。
浄土宗の教え
 
      蓮の栽培をしています。七月から八月にかけて花を咲かせます。毎年四月初めに植え替えをするのが大変ですが、つぼみが出てくると毎日の水やりも楽しくなります。現在三種類で九鉢あります。白い花とピンクの花が咲きます。小鳥が水を飲みに来る姿に癒されます。
     

客殿からの山桜
        結構古い池で、水漏れがひどくなり改修工事をしました。アク抜きもきちんとしたのですが、なかなか水質が安定せず苦労しました。現在、金魚八匹が元気に泳いでいます。先日朝早く鴨がつがいで泳いでいたのにはびっくりしました。
 「池の水 人の心に 似たりけり 濁り澄むこと 定めなければ」(法然上人御作)
     写真の本堂屋根右の木は、一本の木に見えますが、実はヒバとタラヨウの木が接近してほとんど一体化しているのが理由です。タラヨウの葉は、裏面を傷つけて字を書くことができる(黒く浮きでる)ので有名な木です。経文を書けることから寺社によく植えられているほか、郵便局の木として定められているそうです。また、長松寺のタラヨウは雌株で赤い実をつけます。この実は冬場にいろいろな鳥がついばみにやって来ます。
   
           長松寺の境内には、いろいろな木々があります。長松寺という寺号のとおり、松は多く、自然に芽が出て育ったりします。最近、自然に出てきて十年経った赤松、黒松、山桜を客殿から見える場所に移植しました。そのほかにも、椿、山茶花、金木犀、萩、榧、大山蓮華、モミジ、樒、柿、銀杏、金柑、蜜柑等々の木々が四季を彩ります。そうした自然の中で少しでも心を癒していただければ幸です。
   

〒355−0047 埼玉県東松山市高坂1184

浄土宗 寂照山 長松寺

電話番号 0493−34−4269